こんにちわ。かつおです。
今日は、よくわからない投資信託を見つけたのでご紹介します。よくわからないものには、投資しない方が良いという内容の記事です。

野村アセットマネジメントが運用する、「ダブル・ブレイン」という投資信託です。名前からして既に何に投資しているのかイメージがつきにくいです。

ただ、何となく儲かりそうな臭いを醸し出しつつ、高齢者受けがよさそうなネーミングです。これ誰が購入してるんだろうと不思議に思いつつ、地雷投信みたいな予感がします。



 
販売会社とランキング

このダブル・ブレインですけど、三井住友銀行だけで販売されています。三井住友銀行のホームページで販売金額ランキングを調べてみました。

ランキングは以下のとおり2位です。窓口で頑張って売ってるんだろうな~と想像しつつ、購入者はカモられてるんだろうなと想像します。


三井住友銀行 投信販売金額ランキング
(2018年09月01日~2019年02月28日)
1 三井住友・225オープン購入時手数料無料
2 ダブル・ブレイン
3 三井住友・NYダウ・ジョーンズ指数オープン(為替ヘッジなし)購入時手数料無料
4 エス・ビー・日本株オープン225購入時手数料無料
5 三井住友・豪ドル債ファンド
6 インベスコ 世界厳選株式オープン<為替ヘッジなし>(毎月決算型)
7 アジア好利回りリート・ファンド
8 三井住友・DCつみたてNISA・全海外株インデックスファンド購入時手数料無料
9 国内株式指数ファンド(TOPIX)ネット専用購入時手数料無料
10 SMBC・アムンディ プロテクト&スイッチファンド<あんしんスイッチ>購入時手数料無料

でも、もしかしたらとっても良いファンドかもしれないと思い少し調べてみました。


ダブル・ブレインの概要

このファンドは、2018年11月9日に設定されたばかりですが、純資産額が146億円と短期間でそれなりに大きな額を集めています。

購入時手数料は、期待通り必要で3%越えです。買った瞬間から3%分を銀行様に収めることとなり、マイナスからのスタートですね。

基準日 2019年4月2日
純資産総額 146.0 億円
投資形態 ファンド・オブ・ファンズ
購⼊時⼿数料 3.24%(8%税込)
信託財産留保額 なし
信託報酬
年1.9964% 程度(8%税込)
[うち信託報酬:年0.8964%(8%税込)]
[うち投資対象の信託報酬率:年1.1% ]

運用形態は、ファンド・オブ・ファンズとなっており、投資先がファンドであるため信託報酬が2重に発生します。そのため、トータルでの信託報酬は、ほぼ年2%近く高いです。名目上のコストが、こんなにもあるので、実質コストはさらに高くなることが予想されます。

このファンドの分類ですけど、「絶対収益追求型」と定義されています。この絶対収益という言葉ですが、「ベンチマークに対する超過収益を追及するようなものでなく、市場のパフォーマンスに関わらず、投資元本からの絶対収益を追求すること」だそうです。

ベンチマークとの勝ち負けにこだわらず、元本に対して収益がでれば良しという意味あいぐらいでしょう。

目論見書によると、「投資対象は、世界各国(新興国含む)の株式、債券等を実質的な主要投資対象とし、株式、債券、商品等に関連するデリバティブ取引為替予約取引等を実質的な主要取引対象とする。」と説明されています。

また、実際の投資対象は、外国投資法⼈の円建て外国投資証券「マン・ファンズⅨ-マン・インスティテューショナル・ポートフォリオ・チタニウム-⽇本円クラス」と国内投資信託「野村マネーインベストメント マザーファンド」とのことです。

マン・ファンズⅨ-マン・インスティテューショナル・ポートフォリオ・チタニウム-⽇本円クラス」では、ロング(買い)とショート(売り)のポジションをとった投資を行うとのことで、かなり機動的な投資をしているようです。というか、リスクは高めな運用ですね。

目論見書を読みましたが、ダイバーシファイド戦略やらターゲットリスク戦略などの言葉がでてきて、結局どんな戦略なんだ?とツッコミを入れたくなるくらい、難解な説明がされています。

私の投資経験が不足しているだけでしたら、誠に申し訳ないんですけれど、皆さん意味を理解して買っているんでしょうか?とても疑問に感じました。

素人が、銀行窓口でこれらの言葉を使われて、もっともらしい説明をされたら、なんかスゲーな買うか!と思ってしまうかもしれませんね。


騰落率はどうなのか?


運用期間が短いので、まだ評価しきれないのですが、公表されている騰落率をみると、プラスで推移しています。今のところ良い?かどうかよくわかりませんが、このあたりの成績を見て、売れているのかもしれないですね。

19年3月末基準 騰落率
1ヵ月 2.75%
3ヵ月 7.71%
設定来 6.89%

昨年末頃は相場がだいぶ荒れていましたが、相場環境が下落基調な時は、ショートポジション、上昇にあわせてロングポジションをとったりと、機動的な投資をするのでリターンを上げることができていたんでしょうか。

ただ、初心者さんとか高齢者の方とかは、絶対に利益を追求するファンドと誤解しそうで、個人的にこの表現は怖いです。


まとめ

このファンドの底力はわかりませんが、高コストであることは確かです。また、運用の中身がデリバティブ取引等も含んでいるので、リスクは高めな商品であることは理解しておく必要があります。

投資初心者や投資経験が浅い人は、目論見書をみても運用内容がわかりづらいので、手を出さない方が良いと考えます。

ベンチマークが設定されないファンドは評価しづらく、持っていてもいいのか、わるいのか自分で判断できないところが悩ましいです。

もちろん、中身をよく理解されている方については、特に異論はないですけど、持つとしても短期運用向けの商品かなと思います。でも、銀行側を儲けさせているだけな気がしますので、個人的には何となく釈然としない商品に感じます。

最後までお読みいただきありがとうございました。
投資は自己責任でお願いします。


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